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算数と数学の違いは目的だった?日常生活に役立つのはどっち?

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算数と数学の違いは目的だった?日常生活に役立つのはどっち?

算数数学。皆さんはこの2つの違いを説明できますか?

小学校の頃は算数で、中学校からは数学になりましたね。

難易度が上がった?算数は数学の中の一部?

色々と考えられそうですが、結局のところ、何が違うのか・・・

というわけで、今回は算数と数学の違いについてお話していきます!

算数の目的は計算力の習得?

まずは、算数で何を学んでいるのかについて考えていきましょう。小学校の授業ですね。

習うのは、足し算、引き算、掛け算、割り算といった計算の基本や、図形の面積や体積を求めるといったもの。

まあ、簡単に言うと計算能力を身に付けているわけですね。

公式の通りに計算し、正しい答えを求めるのが目的となります。

たとえば、「1個120円の商品を5個買ったら何円になるでしょう?」みたいな問題ですね。

算数が得意な人は計算ミスをせずに問題を解け、算数が苦手な人は公式を覚えていなかったり計算が苦手なケースが多いです。

というわけで算数を学ぶ目的は、正確な計算力を身に付けること

数学の目的は論理的思考を身に付けること?

数学は論理的思考が大事?

次に数学について考えていきましょう。数学の目的は正確な計算をすることではありません。

数学は算数よりも抽象的で、世の中の現象を数字を用いて表現する学問になります。

たとえば、数学になると急に、xやyといった文字式が出てきますよね。文字式の登場も数学と算数の違いと言えるかもしれません。文字式の登場によって1次関数や2次関数なども出てきます。

数学はただ単に基本式に数字を当てはめたら解けるようなシンプルなものではなく、「どのような計算をすればどのようなことがわかるのか?」という論理的思考が必要になってきます。

大事なのは計算の正確さよりも論理の正確さってことですね。数学のテストを思い出してみても、計算ミスがあっても考え方が正しければ部分点をもらえたりしました。もしくは、最後の答えが出せなくても、計算過程を途中まで書いていれば部分点が発生したり。

論理の正確さという意味でわかりやすいのが、証明問題ですね。「~という条件の時、5x < 2x + 5になることを証明しなさい」みたいな問題。計算力だけがあっても、何を計算すれば答えが出るのかわからないと、問題が解けません。

数学は公式を覚えただけでは解けない?

よく、数学が苦手な人は必死に公式を暗記しようとしますが、それだけでは数学は上達しません。というのも、数学は応用問題になると複数の公式を使わないと解けなくなりますよね。

公式を覚えていても公式の意味がわからないと、いつ・どの公式を使えば良いのかがわかりません。

算数なら公式を覚えれば解けますが、数学では通用しなくなる。これも2つの教科の違いかもしれませんね。

算数が得意なら、数学も得意になる?

「算数が得意な人は数学も得意になる!」

・・・皆さんはどう思いますか?確かに、小学校の頃に算数が得意で、中学高校でも数学が得意な人もいました。しかし、一方でつまずいた人もいたはず。

「小学校の頃は算数ができたのに、中学からよくわからなくなった・・・」という人も多いでしょう。逆に、「数学になってから得意になった」という人もいるかもしれません。

何故こんなことが起きるのか。それは先ほど話したように、算数と数学で目的が違うからですね。

算数ができる人は計算が得意。数学ができる人は論理的思考が得意。わかりやすいですね。

数学は特に苦手意識を持たれやすい科目なので、算数ができるからと油断していると苦戦するかもしれません。

日常的に役立つのは算数?

よく、「数学なんて勉強しても意味無いよ!」ということを言う人がいますね。

確かに、日常的に数学の知識を使うことはほとんどないかもしれません。関数は使わないし、微分積分も使わない。

日常的に使っているのは算数の知識の方ですね。まあ、計算力ですから。「買い物をするときに合計でいくらになるのか」とか、「月額〇〇〇〇円なら、1年でいくらになるのか」みたいな感じ。

最近では電卓で計算している人も多いかもしれませんが、計算式がわかるのは算数のおかげですね。そういう意味では、算数は日常で使う知識だから、学ぶ意味があるかもしれません。

では、数学は?数学で習った公式だとか計算をするのは、ほんの一部の人たち。日常生活よりも、仕事上で使うことが多いでしょう。それも、学者や研究者のような、かなり専門性が高い職業でしょうね。

「じゃあ、数学は基本的に学ぶ必要が無い?」

・・・皆さんはどう思いますか?数学の知識を使うことがないなら、数学は学ぶ意味が無いのでしょうか?

ここで、数学という科目の目的について思い出してみましょう。それは、論理的思考を身に付けること。

数学で習う計算は活かされないかもしれませんが、数学で鍛えられた論理的思考は日常生活でも役立ちますね。

たとえば、相手の話の矛盾を見つけるとかも論理的思考です。仕事上でも、「ある課題があったときに、どうすればその課題を解決できるのか」を考えるのも論理的思考。これは様々な職業で起こり得る状況ですよね。

ある商品を売るにはどうすれば良いか、飲食店の売り上げを伸ばすにはどうすれば良いか。

他にも、最近ではプログラミングが話題ですね。プログラミングは論理的思考を特に用いる技術です。

論理的思考は無意識に使っているので、学んで得た習得した感覚が無いんですよね。もちろん、数学だけで身に付けているわけではありませんが、貢献していることは確かです。

数学の知識自体が役立つというよりも、数学を学ぶ際に刺激された論理的思考力が、人生に活かされるという感じですね。

まとめ

さて、今回は算数と数学の違いについてお話してきました。どちらも数字を用いたり計算をするのは変わらないのに、目的も必要な能力も違うのは面白いですね。